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ラオス国日本人会
Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.
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2008年3月号目次
・2007年度日本人会副会長
・鳥インフルエンザ
・バザー収益金 寄贈式
・日本人会大運動会
・教務チームの取り組み
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・一年間を振り返って
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ラオ薬草酒のコレクション物語
とある専門家は、無類の薬草種のコレクターだそうだ。ルアンプラバン在住中に、自分で新しい薬草酒の開発と既存の薬草等を集め、帰国直前に66種類のラオ薬草酒のコレクションとなったそうだ。その取材概要を紹介したい。
大きく分類すると、“果物シリーズ”、“薬草シリーズ”、“動物シリーズ”の3種類に分類できる。作り方は、ラオラーオ(ラオ焼酎)に材料を入れるだけである。飲むときに蜂蜜をすこし混ぜるとよりまろやかになる。(左写真:KILI WINE BAR)
それぞれのシリーズから1品づつ紹介したい。
果物シリーズでは、“桃酒”。ラオス北部地方には桃の原種のようなピンポン玉程度の果物が自生している。ほのかな桃の香りがし、女性にお薦めとのこと。
薬草シリーズでは、“妻4人子供23人酒”がラオス人に大好評。これは、ビエンチャン県庁の友人から頂いたそうだ。聞けば、モン族のある村の首長からもらったという。5種類程度の薬草等がミックスされている。この薬草酒を飲めば、山の急坂もすいすいとのこと。そのモン族の首長は妻4人と子供が23人いるとのことで、そのように命名したという。効果の程は定かではないが。
動物シリーズでは“熊の手酒”。これは、地方へ出張中、とあるレストランで発見したそうだ。すでにラオラーオにつけてあり、友人が薬草酒コレクターといって口説き落として入手したそうだ。
日本帰国時に、レストラン経営のラオス友人にプレゼントし、そのコレクションは、現在、“KILI WINE BAR”(Souvannakhamphong Road, LPB Tel:020-5672671)に並べられているそうだ。ルアンプラバンへ旅の際は是非寄ってみて下さい。一部は好評で品切れとのこと。
JICA森林管理・住民支援プロジェクト 岩 佐
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