Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2008年3月号目次

・2007年度日本人会副会長

・鳥インフルエンザ

・バザー収益金 寄贈式
・日本人会大運動会

・教務チームの取り組み

ラオス人に学ぶ酒を断るすべ
アカ族のラオラオ
七変化の町ルアンパバーン
カブトムシおにぎり
サニャブリのルー族
ラオ薬草酒のコレクション物語
森の温泉
忘れられたビエンチャンの港
ビエンチャンにもっとも近い温泉
モン正月
ナムグム湖
バンビエンの洞窟
ナムフーム、タートソン...
家畜市場価格
家の近所のラーメン屋
サワンナケート
カムアンのコンロー洞窟
私の思いでの道 15号線
ガイドブックにないラオス南部
ワットプー祭り
ラオス人と毎日の天気
ラオスの道路事情

・一年間を振り返って

コ  ラ  ム

サニャブリのルー族


 サニャブリ県のピアン郡には、ウドムサイ県から移住してきたルー族が住む村があります。ラオ族やタイダム族と共に生活していますが、彼らは独自の文化や染織技術に誇りを持ち続けています。

 近年、ラオスの多くの地域ではどの民族であれ、市場で出回っているシンや、バティック風のプリントスカートをはく事が多くなっていますが、この一帯ではルー族独自のシンを身につける姿が多く見られます。そこに織り込まれている技術には目を見張るものがあります。

 お寺に奉げる幡も見事なものです。しかし残念な事に、年々織手の多くはお年寄りとなってきており、織道具を作る職人もほとんど残っていません。今後、彼らの伝統工芸がどうなっていくのか、見守っていきたいと思います。
(マ サ)