Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2008年3月号目次

・2007年度日本人会副会長

・鳥インフルエンザ

・バザー収益金 寄贈式
・日本人会大運動会

・教務チームの取り組み

ラオス人に学ぶ酒を断るすべ
アカ族のラオラオ
七変化の町ルアンパバーン
カブトムシおにぎり
サニャブリのルー族
ラオ薬草酒のコレクション物語
森の温泉
忘れられたビエンチャンの港
ビエンチャンにもっとも近い温泉
モン正月
ナムグム湖
バンビエンの洞窟
ナムフーム、タートソン...
家畜市場価格
家の近所のラーメン屋
サワンナケート
カムアンのコンロー洞窟
私の思いでの道 15号線
ガイドブックにないラオス南部
ワットプー祭り
ラオス人と毎日の天気
ラオスの道路事情

・一年間を振り返って

コ  ラ  ム

カブトムシおにぎり


 毎年8月から9月ぐらいにかけて、ルアンプラバン県北部では、カブトムシの季節がやってくる。深い森の中からもりもりでてくる、やや小振りのカブトムシは、日本の子供たちにとっては垂涎の的であるが、ラオスの人たちにとっても垂涎モノである。この時期に村を訪問すると、食卓にカブトムシが並ぶ。子供たちは、丸めたモチ米の中にカブトムシを埋め込んで、ちょうど日本のおにぎりのようにして、持ち歩きながら食べている。子供たちが「カブトムシおにぎり」にかぶりつくその姿をみていると、都会育ちですっかりスポイルされてしまった私には、なにか尊敬にも似たたくましさを覚えてしまう。

 お味の方は・・・・・・ぜひお試しあれ。
(名 村)