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ラオス国日本人会
Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.
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２００８年３月号目次
・２００７年度日本人会副会長 ・鳥インフルエンザ ・バザー収益金 寄贈式 ・日本人会大運動会 ・教務チームの取り組み ・ラオス人に学ぶ酒を断るすべ ・アカ族のラオラオ ・七変化の町ルアンパバーン ・カブトムシおにぎり ・サニャブリのルー族 ・ラオ薬草酒のコレクション物語 ・森の温泉 ・忘れられたビエンチャンの港 ・ビエンチャンにもっとも近い温泉 ・モン正月 ・ナムグム湖 ・バンビエンの洞窟 ・ナムフーム、タートソン．．． ・家畜市場価格 ・家の近所のラーメン屋 ・サワンナケート ・カムアンのコンロー洞窟 ・私の思いでの道 １５号線 ・ガイドブックにないラオス南部 ・ワットプー祭り ・ラオス人と毎日の天気 ・ラオスの道路事情 ・一年間を振り返って |
コ ラ ム バンビエンの洞窟
カムアンにも洞窟がたくさんあったが、バンビエンにもたくさんある。ラオスの洞窟は諸外国の洞窟のように中がライトアップされていなくて、真っ暗なことが殆どだ。また洞窟の中は信仰の場となっていて、仏像が安置されていたり、旗がたくさんかけられていたりすることが多い。バンビエンで一番気に入った洞窟は、歩いて橋を渡り、対岸から耕運機（トコトコ）に乗って６ｋｍほど行ったところにあるプーカム洞窟だ。洞窟まで暫く岩を登るのでしっかりした靴の方がいい。洞窟内も岩だ。中に少し入っていくと洞窟真ん中に小さな寝釈迦が横たわっている。更に行くと寝釈迦の正面が見えてきて、そこに洞窟の穴から差し込んでいる光線が当たっていた。何とも神秘的だった。ここまでは懐中電燈を使わないで歩いていける。洞窟の前にはエメラルド色の水が溜まっているところ（ブルー・ラグーン）があり、水遊びもできる。
この洞窟は橋を渡ってまっすぐ行くが、二股になったところを右に入って車が通れないほど大きな石がごろごろしたところを更に奥へ行くとカーン洞窟がある。この洞窟はどちらかというと忘れられたような存在だった。暗い中を少し行くとやはり仏像が安置されていた。二番目に良かった洞窟はナム洞窟で、これは川の奥にあり、チュービングしないことには中に入れない。懐中電燈を頭につけて紐伝いに奥まで入っていく。スリル満点だった。
（城 戸）
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