Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2008年3月号目次

・2007年度日本人会副会長

・鳥インフルエンザ

・バザー収益金 寄贈式
・日本人会大運動会

・教務チームの取り組み

ラオス人に学ぶ酒を断るすべ
アカ族のラオラオ
七変化の町ルアンパバーン
カブトムシおにぎり
サニャブリのルー族
ラオ薬草酒のコレクション物語
森の温泉
忘れられたビエンチャンの港
ビエンチャンにもっとも近い温泉
モン正月
ナムグム湖
バンビエンの洞窟
ナムフーム、タートソン...
家畜市場価格
家の近所のラーメン屋
サワンナケート
カムアンのコンロー洞窟
私の思いでの道 15号線
ガイドブックにないラオス南部
ワットプー祭り
ラオス人と毎日の天気
ラオスの道路事情

・一年間を振り返って

コ  ラ  ム

ナムグム湖


ナムグム湖でのボート乗りは男島・女島方面へ向かうのが一般的だが、船頭レイさんお勧めの3時間コースに魅せられ、こちらを選んだ。

 ボートは屋根なしで日差しを受ける。多少雲があったので助かった。次第に岸を離れ、伐採されないままダム湖に沈んだ木の幹や枝が見えてきて何とも不思議な風景だ。そのうち小さな島が見えてきて、そこで休憩。5家族しか住んでいなく、離れ小島といった感じ。船頭さんの親戚が住んでいた。湖の色や砂浜の色が綺麗だった。漁村とのことだった。次に目指したのがごつごつした岩の小島二つを通り越したナムグム湖反対岸だった。かなり遠かった。こちらは50戸の集落で、村民は畑を作って暮らしている。丘の上には小学校もあり、一人の先生が案内してくれた。バンクンの教員養成大学を卒業したという。先生は全部で3人。校庭からはナムグム湖が一面に見渡せ、素晴らしい景色だった。子どもたちは毎日ここで良い空気を吸って遊んでいるのだろう。

 どうやらこの村にも船頭さんの親戚がいるようで今回は里帰りの旅となった。ここまで来る観光客は滅多にいないから嬉しかったのだろう。白いビーチに寄る時間はなく、帰りは直行でも着いたのは出発から5時間近く経った4時だった。島には大した食べ物もなかったので昼食抜きだった。
(城 戸)