Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2008年9月号目次

・2008年度会長

・植樹祭

メコン河観測史上最高水位
ロンの新米の味は?
乾杯が始業ベル???
ラオスの経済・社会・産業基盤
第一回ラオス柔道選手権大会
日本人会テニス大会

コ  ラ  ム

第一回ラオス柔道選手権大会開催


表彰式後の日本人会長田川氏と入賞選手
 第一回ラオス柔道選手権大会が7月25, 26日、ポンサバン高校体育館(ドンドック)で開催されました。参加選手約70人、力ずくではなくしっかりとした技で勝負がついていました。

 大会開催に至るまでにはかなりの苦労があったと想像しますが、その立役者であるJICAシニアボランティア菊池さんは「大会開催には選手の数や会場確保だけではなく、審判員の育成なども必要なのですよ」とさりげなく語ってくれました。

 ラオス柔道界には、革命以前に日本の柔道家が訪れ、また革命後もJICAのサポートで2度ほど指導者が派遣されていました。そして現在は地方に2人の指導者が頑張っています。大会開催には、菊池さんや連盟会長ケマサ・ラオトヨタ社長の支援などの個人の力は大きかったといえますが、その影に多くの人々の努力があることを痛感させられました。

 菊池さんは「いくつかの海外遠征もこなし、選手の実力は上がっている。来年12月のSEAゲームではかなり期待してください」と、すでに次の課題に目を向けているようでした。
天  野