コマは木製とプラスチック製があって思ったより大きく重い(高さ12cm×直径9cm)。紐(2,5m)と棒(50cm)とはつながっていて、普通に回すときにはこの棒を強く引きます。1チーム3人でチーム対抗です。
まずは投球(投コマ?)ラインから5mのところの円に(直径40cm)相手方が3つのコマを投入します。それに向かって3人がコマを投げつけ、場外(テニスコートぐらいの広さ)にはじき出すと5点。どちらも場内にある場合、攻撃側のコマがより長くまわっていると5点です。相手のコマを最初の円から出せなかったら0点です。次は10mのところの円に2つのコマが、最後は15mのところに1つのコマが投入され、同じように狙います。表裏3回戦です。
5mのコマにはほとんど全員が当てますが、15mのところはかなり難しいようです。ところがさずがに決勝ともなると15mのコマにも3人のうち誰か一人は当てました。最初の人が充てると、とにかく場外にはじき出すように次の人が2の矢(コマと言うべきですね)をいかけます。
私もやってみました。数回のトライで何とか回せるようにはなりましたが、狙って当てるのはまったくダメでした。棒が銃身の役目をするのでしょうが、そのコツはつかめませんでした。
伝統スポーツの中には「どこが面白いの?」というものもありますが、この二つは緊張感もあり、十分に楽しめました。ちなみに、いずれの種目も国体正式種目です。
天 野(JICAシニアボランティア)
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