ところで、ラオスには太平洋戦争前からの鉄道があるのをご存知だろうか。メコン川は最終的に太平洋に流れていくのだが、船で下ると、カンボジアの手前でシーパンドン(4000島)に阻まれ、ラフティングでもやらない限り太平洋に出ることはできない。シーパンドンは観光地として重要だが、もしこれがなかったら、ラオスの歴史は大きく変わっていたに違いない。
当時、ラオスを統治していたフランスはメコン川上流から物資を船でシーパンドンまで運び、島のところだけ鉄道を使って再び船に積み替えて、太平洋に運び出すことを考えた。その鉄道橋と、機関車が今も残っている。実際にどれほど使われたのかどうかは不明だが、日本軍による仏印処理で廃止されたらしい。
タナレーン/バンコク間は3月17日の時点で夜行のみ1日1便正式に運行されている。ノンカイまではこの便以外にもう1便ある。
てっちゃんねっと・トレーニング・センター
吉 田
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