Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2008年3月号目次

・2007年度日本人会副会長

・鳥インフルエンザ

・バザー収益金 寄贈式
・日本人会大運動会

・教務チームの取り組み

・ラオス人に学ぶ酒を断るすべ
・アカ族のラオラオ
・七変化の町ルアンパバーン
・カブトムシおにぎり
・サニャブリのルー族
・ラオ薬草酒のコレクション物語
・森の温泉
・忘れられたビエンチャンの港
・ビエンチャンにもっとも近い温泉
・モン正月
・ナムグム湖
・バンビエンの洞窟
・ナムフーム、タートソン...
・家畜市場価格
・家の近所のラーメン屋
・サワンナケート
・カムアンのコンロー洞窟
・私の思いでの道 15号線
・ガイドブックにないラオス南部
・ワットプー祭り
・ラオス人と毎日の天気
・ラオスの道路事情

・一年間を振り返って

2007年度役員の挨拶

一年間を振り返って


会長 徳  永

2007年度の会長をやらせていただきました徳永です。理事は2年目でしたので、だいたいの要領はわかっているつもりでしたが、2007年度も山あり谷ありでした。しかし、他の理事の方々の頑張りで何とかやり遂げたと思います。
今後、この日本人会をどのような形に持っていくのか?次の理事会の方々の仕事も大変でしょうが、理事会を離れてもラオスに在住している限り、ラオス日本人会発展のため尽力しようと思っています。この一年間本当にありがとうございました。
副会長 越  智

会員の皆様、日本人会へのご支援・ご協力ありがとうございました。振り返ってみると、9月に前任者より理事を引き継いでからの半年間は、あっという間でした。理事の活動は、想像していた以上に大変で、やっと終わったというのが、正直な心境です。が、来月から理事会がないと思うと、ちょっと寂しい気もします。 不思議なものです。かといって、来月に担当する行事があると考えると、ぞっとしますが・・・。
大変でしたが、良いこともいっぱいありました。そして、いっぱい勉強させてもらいました。一緒に活動した理事そしてオブザーバーの皆様、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。来年は、一会員として、行事を楽しみたいと思います。
副会長 宮  島

住み慣れたところを遠く離れて異国で暮らすのは誰もが心細いことだと思います。ものが溢れて分刻みのスケジュールで動いている日本からラオスに来ると、そのシンプルさや勝手の違いに戸惑うことが多いかも知れません。日本ではコンビニエンス・ストアで何でも揃うし、厖大な情報がたくさんの媒体によって流れてきます。人と人とのつながりを強く意識しなくとも生きていける社会が現代の日本です。
翻ってそんな日本とは全く違う社会がラオスにはあります。何でも置いてあるお店もないし、充分な情報が提供されることもありません。ここでは人と人とのつながり、即ちネットワークこそが最大の情報源なのです。日本人会の役割は、同じときに同じ国で生活するはらからがお互いの情報を交換し、友好を深める場を提供することにあります。この一年間の活動を通して少しは貢献できたのではないかなと自己評価をしつつ、次年度の理事の方々にバトンを渡したいと思います。一年間ありがとうございました。
補習校担当 稲  村

日本語補習校担当理事という立場でこの一年間活動させて頂き、正直、子供を家に残しての会議や担当行事の為の打ち合わせ等、負担を感じた事もありましたが、幸いにも家族の全面的な協力が得られ滞りなく責任を果たすことができました。 夫の赴任に伴う在外での生活は、主婦にとっては決まったパターンと行動範囲の狭さに陥りがちなところですが、今回の理事という役目のおかげで色々な方と知り合うことが出来、学生以来の文化祭のノリで行事に取り組めた事は私にとっては忘れられないラオス滞在の思い出になりました。
小さな国、このラオスでの日本人会の活動が大きな親睦の輪になっていくことを願ってやみません。
広報担当 木  原

みんな好きでやっている訳でもないだろうし、頼まれたら断る訳にはいかないよなぁとの消極的な気持ちで引き受けた日本人会の理事でしたが、一年間を振り返って一番正直な気持ちは「良いことも悪いこともあったけれどやって良かったなぁ」です。理事にならなければ出会わなかった人たちや経験できなかった事がたくさんあります。お酒を飲んだ時によく語られる「あの時さ、大変だったよな」的な自慢に近い苦労話は多ければ多いほど楽しいのではないかと思います。理事の仕事はそんな思い出を多く残してくれました。
限られた時間と環境の中で必ずしも満足のいく仕事ができたとは言えませんが、イベントで夢中になっている子供の姿や積極的に参加や協力して下さる方々などに支えられ、今このような心境になれたと思います。次期理事の方々が来年の今頃、同じようにやって良かったなぁと言って任期を終えられるよう、これからも「会員みんなで日本人会を支えているのだ」という気持ちでご協力下さることを願っています。一年間本当にどうもありがとうございました。
会計担当 千  葉

会計担当の理事として、1年間活動させていただきました。また、イベントは、バザーとクリスマスを担当させていただきました。活動を振り返ってみますと、ラオスの人々の熱気と日本の子供たちの楽しそうな(暴走気味を含めて)笑顔が良い思い出です。十分ではなかった点もあったかと思いますが、日本人会理事として活動でき、色々経験させていただきました。ありがとうございました。
名簿担当 角  田

自画自賛や自慢話を一般に嫌いがちな日本人の方々にはちょっと抵抗があるかもしれないと思いつつも、今年度日本人会のためにがんばってきた理事を代表し、この場をお借りしてささやかに誇らしげな話をしてしまいます。当然これまでの歴代の理事の方々には敬意を払いつつも、今年度の理事は非常に物事に積極的に取り組み、成果を出してきたという点で素晴らしかったと思います。
例えば日本人会の「ロゴ」や「はっぴ」。これまで行事がある度に日本センターさんから「はっぴ」をお借りしてくることが多かったようなので、「どうせ必要なら自分たちのものを作りましょう!」と。しかしその「はっぴ」に是非とも付けたい日本人会のシンボルとなる「ロゴ」がない。「それじゃあロゴも創りましょう!」となって皆さんからデザインを公募し、見事決定に至りました。「ロゴ」ができたことで、これまでなかった日本人会の「スタンプ」まで作ることができました。さらにはクリスマス会の際に、「毎年クリスマス会をやるのであれば、サンタの衣装は必要だね?」ということでそれまでは毎年レンタルしていたサンタの衣装を新調。「クリスマス会で毎年ビンゴゲームは恒例なのであれば、ビンゴ機を買ってしまおう!」と購入。今はまだ試用期間中ですが、日本人会のホームページまで立ち上げてしまいました。
その他にも事あるごとに理事の方々の創造力に富んだ積極的かつ勇気ある決断と行動で、これまで実現に至らなかった長年の様々な課題を一気に解決してしまったのです。素晴らしいと思いませんか?これまたもしものために貯金好きな日本人の皆さんからは、「日本人会の予算大丈夫なの?使いすぎじゃない?」などの心配の声が聞こえてきそうですが、「ボーペンニャン!」。この国では何とかなっちゃうんです!どうですか?ラオス在住の皆さんには説得力あるでしょう?
大使館担当 平  澤

今年で理事は3年目になります。3年前は初めての理事ということで手探りの状態、2年目は前年の経験を活かし主要行事の企画運営に協力、本年度は日本人会の抱える問題、方向性について自分なりに過去の経験を踏まえ助言してきたつもりですが、果たして本当に役に立っていたのか......今振り返ってみてあまり自信がないのが正直なところです。
今年度は日本人会の主要行事のうち、ボーリング大会とバザーを担当しました。他の担当理事の方々と協力し、例年に較べてもしっかりとした企画が出来たと感じていますが、会員の皆様は楽しんでいただけましたでしょうか。
 本年度の理事会は会長を始め新しい事にチャレンジする気概のある方が多く、日本人会のロゴマークや専用ハッピの作成、ホームページの立ち上げ等今まで議題に上げっては消えていった懸案を次々に実行に移していく行動力のある理事会でした。  多く理事の方々が本年度で交代しますが、私は明年度も理事を担当させていただく予定ですので、本年度の流れを継続し、新たな試みを取り入れながら更なる日本人会の発展のため協力してきたいと思います。
JICA担当・事務局 松  元

日本人会の活動を振り返って思うことは、日本人会はこれからどんどん成長していく可能性のある会だと思いました。僕自身は定期的にイベントを行うことで精一杯でしたが、日本人会を通して多くの日本人が集まり、様々な活動ができればと思います。そうすることで、ラオスに住む多くの日本人がより有意義な生活を送ることができるのではないかと思います。
お互いが共に助け合いそして共に楽しむといった、共存共栄の社会をより身近にできるのではないかと思います。そのためには、お互いが我慢しなければならないことも沢山あると思います。でも、そんな苦労を通じて、ラオスから日本に帰国した時には、より日本人らしく、より人に優しくなれる、日本人会は日本人を育てる会になれるのではないかと、一年の活動を振り返って思いました。
MGO国際機関・安全担当 山  田

ちょっと・・、なんて思いながらも引き受けた日本人会理事。でも、結局100%燃焼で突っ走りました。その突っ走りは自分でも止められず、来年度も引き続き理事をすることになりました。日頃お目にかかることのない方と知り合うこともでき、大変よい機会に恵まれました。
日本人会、万歳!
個人担当・HP担当 吉  田

一年前、前任者からの依頼で個人グループ担当理事を引き受けました。それまで、ほとんど在留邦人との交流がなく責任を果たせるかどうか心配しましたが、どうにか1年勤めることができました。これも皆様方のご支援のたまものと感謝しております。  人から頼まれたら、嫌といえない性格、これが良かったのか悪かったのか、正直言って大変でした。理事の仕事のために費やした時間は数百時間になります。
それでも、多くの方との交流の機会を得、ラオスでの生活基盤に重みを増したことは間違いありません。
いろいろと至らないところもあったと思いますが、会員の皆様方には温かい目で見ていただき、ありがとうございました。来年度の続投もすでに決まっていますので、今後ともよろしくお願いいたします。