アトラクションでは、五つの日本語教育機関による合唱や演奏のほか、ゲストによるスピーチも披露されました。左の写真は、「手のひらを太陽に」を熱唱する盲学校の生徒さんたちです。
日本語スピーチ大会も6回を数え、出場者の背景やスピーチの内容からは、学習者の多様化と全体的なレベルの向上がうかがえます。ラオスは、中学・高校や地方都市の大学ではまだ日本語教育が実施されていませんが、若者や年少者に潜在的需要があり、ラオス人の先生が育ちつつある今、学習者の広がりに対応すべく、環境づくりに取りかかる必要がありそうです。
今回の実施にあたっては、ラオス教育省、ラオス国日本人会、JICA、JICE、王子製紙、ラオミドリセーフティーシューズ、アジア大洋州三井物産、日本在外企業協会、国際交流基金から多くのご支援ご協力をいただきました。また、個人の方からもご寄付ご声援がたくさん寄せられました。この紙面をお借りして、厚くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも引き続きご支援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
第6回日本語スピーチ大会実行委員会 森 西
(ラオス国立大学日本語学科)
部門 | 順位 | 氏名 | タイトル |
朗読 | 1 | ターコム カンタヴォンサイ | 日本へ遊びに行きたいですか |
| 2 | アノーラック ホラヌパープ | 泣くぞ |
| 3 | ティッサディー ケオナーリー | 愛 |
初級 | 1 | フンパン ソーンナピン | わたしの人生 |
| 2 | サンティスック デーンケット | 迷子の田舎者 |
| 3 | アミット ペッサダー | 不安な社会 |
中級 | 1 | マリーチャン スリデート | 教育の問題 |
| 2 | シーパパイ シーポンサイ | 新しい1ページのために |
| 3 | ペッサワン ノンインティラー | 本当の愛情 |
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