審査項目としては、A部門は内容、構成、発音、印象の4項目、B部門は4項目に加え、質疑応答の5項目から採点され、点数集計後に協議がなされました。
審査の結果、A部門第1位には、「不幸についての話」のパニダーさんが選ばれました。個人的な体験をふまえた、笑顔で困難を乗り越えようと主張する内容でした。同2位には「ゴミ箱で拾った知識」のウィエンサワンさん、同3位には「勉強の大切さ」のサムリンさんが入賞しました。
B部門第1位は、「ラオスと日本の若者達の違いについて」のドゥアンマニーさんでした。2国間の若者の違いを述べ、お互いの良いところを学びあうことでより良い発展を目指そうという主張でした。同2位は、「すばらしい薬」のトンカンさん、同3位は、「5分も忘れられない」のプッサディーさんでした。
入賞者には、表彰状とトロフィー、そして後援団体から寄せられた賞品が授与されました。また、出場者全員に、日本語辞書が参加賞として贈呈されました。また、B部門の優勝者は、2008年度ASEAN「日本語スピーチコンテスト優秀者」発表会(2008年10月、東京にて開催)に派遣されます。
スピーチ発表の他にはアトラクションとして、チャンパ日本語学校、ラオス国立大学文学部日本語学科、シーホームヴィタニャー語学学校、ラオス日本人材開発センター日本語コース(発表順)の有志によるダンスや寸劇、歌などが演じられ、満場の喝采を浴びていました。
本大会の開催にあたっては、ラオス教育省、ラオス国日本人会、JICA、JICE、国際交流基金、王子製紙、ラオセフティーシューズ、日本在外企業協会から、ご後援をいただきました。この紙面をお借りして、お礼を申し上げます。有難うございました。また、来年度以降も引き続きご支援を賜りたく、改めてお願い申し上げます。
阿 部
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