Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2007年6月号目次

・2007年度会長

・2007年度新役員の紹介

・日本人会定期総会

・新入生紹介

・ラオス・ラグビー・ほんまかいな
・セレブに大人気のテニス
・庶民の娯楽サーカス
・ビエンチャン上水整備計画

・ラオスで「日本語能力試験」

編 集 後 記

 軽い気持ちで引き受けた日本人会理事、編集は好きだからとこちらもまた軽い気持ちで引き受けた広報担当・・・。そして、極めつけに森林関係者なので当然だろうと選んだ植樹祭の担当。広報誌の発行、メール掲示板の作成、植樹祭の3つが6月末に集中し、ラオスではあまり見られないてんてこ舞いな状況を自ら作り出してしまった。

 そうは言っても、今考えると一日寝てしまった休日も多かった。なぜこんなに眠いんだろうなぁと思っていたら、日本や他の国に住んでいる友人から「最近なぜかすごく眠い」というメールが何通か来た。どうやら私の周囲(距離的には離れているが)では眠り病が流行っているようである。私のまわりではしばしばこの病気が流行る。日本では春眠暁を覚えずというが、さて四季のない国ではどうなのだろうか。いずれにせよ、日本も今この時期には当たらないのだが。

 さて、最初の話に戻ると、広報の仕事にしても、植樹祭などのイベントの仕事にしても、自分一人では絶対にできない類のものである。私は余裕がなくなるとひどく感じが悪くなって笑顔も消え失せる。それでも何とか多くの人が協力して下さり、植樹祭に引き続き、このAJRLもあと何行かで完成である。普段は小さなことで怒っている事が多いけれど、それでも本当に周りの人達には感謝だなぁと思うことが年々増えている。

 子供というのは自分の経験が少ないので共感する、つまり他者の気持ちを理解する能力が低いそうだ。涙もろくなった今日この頃、紫外線の多いこの国で着実に老化現象を見せている自分の肌を見ながら、ありがたいなぁと思うことが多くなったのもあれもこれもみんなきっと年のせいに違いないと思っている
木  原