Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2008年1月号目次

・在ラオス国日本国大使

・チャリティバザー
・クリスマス会

・補習校の取り組み

・日本映画祭り
・ビエンチャン・マラソン激走記
・ペタンク
・ゴルフ、それは自分との戦い
・「てっちゃん」って だれ?
・おお~ドゥワンチャンパ~

・空港税の取り扱いについて
・日本人会のハッピができました

補習校だより

 私が運営委員長を引き受けた今年10月以降の
 補習校の取組みについてお知らせします。


ビエンチャン日本語補習校 運営委員長
武  井

 第一に、それまで一名の教員が複数のクラスを同時に教えていたのを改め、なるべく各クラスに一名の教員を配置するようにしました。現在、補習校には小学1年生から中学2年生までの7クラス23人の生徒に対し、教員は専任教員3名、無報酬の教員(親御さんやJICA専門家の奥様や青年海外協力隊員の方々)3名が常時来られており、教員が休む場合に代役を引き受けてくださる親御さんたちがこの体制を支えています。このような方々のおかげで、子供たちに対してよりきめ細かな授業ができるようになった一方、体制をより強固なものにするため教員のリクルートが課題になっています。補習校教員をしたいと思っている方をご存知でしたら、運営委員にご紹介下さい。

 第二に、授業の内容をなるべく海外補習校向けの指導要領に合わせるようにしました。このため、授業のスピードや宿題の分量などで関係者の負担が増していないか心配しています。今のところ、教員の方々からは生徒は授業に順調についてきていると聞いていますが、生徒の親御さんの方で、「授業が早すぎる」とか「宿題が多すぎる」といった苦情がお子様から出ているようでしたら、運営委員にお知らせ下さい。

 第三に、始めの会の充実を図っています。10月に教員の方々と話し合ったとき、「始めの会に締まりがない」との指摘があったため、これを改善するため、子供に責任と緊張感を持たせるために、日直制を導入し、日直の生徒が始めの会で全員の前で出席を取るようにしました。今後、日直の生徒が始めの会で一分間スピーチをすることを検討しています。生徒の親御さんにおかれては、ご家庭でのスピーチの準備にご協力頂ければ助かります。

 補習校は、脆弱な運営体制の下で、親御さんたちと当地在住の日本人の方々のご厚意に助けられながら、試行錯誤しながら運営されています。日本人会の皆様のご意見やご支援を引き続きお願い申し上げます。


日本語補習校内の授業風景
(11月24日(土)稲作体験学習会最終回「精米・計量」