Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2008年1月号目次

・在ラオス国日本国大使

・チャリティバザー
・クリスマス会

・補習校の取り組み

・日本映画祭り
・ビエンチャン・マラソン激走記
・ペタンク
・ゴルフ、それは自分との戦い
・「てっちゃん」って だれ?
・おお~ドゥワンチャンパ~

・空港税の取り扱いについて
・日本人会のハッピができました

編 集 後 記

 年末年始はお休みを取る理事が多かったため、今回AJRLnetworkの発行が予定より一ヶ月遅れました。
 また、メール掲示板1月度はお休みを頂きました。ご理解とご協カを頂きましたことお礼申し上げます。

 今回は3週問ちょっとお休みを頂き、日本へ帰国した。日本で働いている時はこんなに長く休めることがない。長期休暇、半年ぶりの日本、久々の冬、雑煮・・あぁ、考えるだけで胸がいっばい。3週問も何をしようかなぁ、とりあえず日本人会の仕事は絶対にしないぞ!(本職の仕事もしないけど)と色々と考えを巡らしていたけれど、気付いてみれば残りは1週間となっていた。

 その1週間もあれよあれよという問に過ぎ去りラオスへ帰国。ラオスヘ戻る2~3日前から、「あぁ、まだ、あれも、あれも食べ足りない…」とくよくよしていたが、ワッタイ空港を出て、家へ帰るまでの車の中で既に「あぁ、ラオスは暖かくて、のんびりして、心が落ち着くなぁ」としみじみと感じた。

 今までも頭の中ではラオスの良さは分かっていたけれど、今回の帰国で心から「この国に住み着こう」と思う日本人の気持ちが分かると思った。また私は日本へ戻って仕事をすることになるが、その時には本当にラオスが懐かしく恋しく思うだろうなということが実感を伴って感じられる時期になったようだ。そういう風にして周りを見ると、空も木も町もラオス語の看板までもが、今までと違って愛おしく見えてくる。

 海外に限らず私は転勤族である。やっと憤れてきた士地を去るのはいつも寂しいものだが、こういう風に日常にある物の大切さを認識させられる状況が常にあるお陰で、自分がとても幸せだということが自覚できているのだと思うと遊牧生活も悪くないなと思う。
木  原