Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2007年9月号目次

・2007年度会長

・役員交代のお知らせ

・植樹祭
・ボウリング大会

・稲作体験親子学習

・4年半ぶりのラオスに感じたこと
・ラオスde自転車
・勘定書きのはなし

・日本人会ロゴのデザイン決定

補習校だより

補習校課外授業
「稲作体験親子学習」 & サムシング・ニュー


 6月から10月までの予定で、タゴン農場(ビエンチャンから北へおよそ22km)の1区画を借りて、補習校の課外授業として「稲作体験親子学習」を実施しています。稲作の種播きから収穫までの体験を通して得られる喜びは言い尽くせない程たくさんあります。今回の課外授業は農場までの通学(?)に保護者の方々のご協力が必要だったこともあり、「親子学習」として、親子一緒に体験してもらうことにしました。難しい話はさて置いて、写真でこれまでの経過をご説明しましよう。

「サムシング・ニュー」


「サムシング・ニュー」  今回の稲作栽培では従来の農法とちょっと違う点を“チャレンジ”しています。即ち、
  1. 幼苗(8~10日苗)を、
  2. 1本植え、かつ広い間隔(30cmx30cm)で移植(田植)し、
  3. 間断灌漑によって、丈夫な稲を育て、分けつ(茎数の増加)を促進し、米の増産に結びつけよう
としています。
6 月5日:育苗プレートに種まき

 と、申しましても「言うは易く、行なうは難し」です。補習校の生徒にはそのような“チャレンジ”についても理解してもらいたいと期待しているのですが、子どもたちにとっては、何より田んぼの中でのジャンボタニシ、カニ、小魚などの生き物を捕まえる方が楽しそうでした。
 そういえば、カニ捕りに子どもたち以上に夢中になっていたお父さんも居られましたよ。これもまたよしです。
日本語補習校 校長
島  崎

6月16日: 親子一緒に田植え
6月16日: さあ田植え開始(10日苗)
6月16日: 田植えの後の昼食

6月23日: お母さん作成のイラストによる説明
(なぜ1本植え?)
7月7日: 回転除草器での除草作業

8月4日: 夏休み中の体験学習
(参加2家族、お父さんの回転除草器での除草作業)
8月25日: 茎数の多い株
(1本の苗から茎数24本に分けつ)
8月25日: 茎数の少ない株
(1本の苗から茎数10本に分けつ)