Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2007年9月号目次

・2007年度会長

・役員交代のお知らせ

・植樹祭
・ボウリング大会

・稲作体験親子学習

・4年半ぶりのラオスに感じたこと
・ラオスde自転車
・勘定書きのはなし

・日本人会ロゴのデザイン決定

巻  頭  言

 日本人会会長の徳永です。前回に引き続き再度の登場で誠に申し訳ありません。何故このような状態になってしまったのかをご説明申し上げます。

 本来であれば、日本人会の名誉会長であった桂大使に離任のお言葉を書いて頂くところでしたが、今回のAJRLの発行時期が新任大使到着後である事、また新任大使のご挨拶の言葉を待っていますと今回の発行時期に間に合わないとの理由で再度私の登場となってしまった次第です。

 さて、私も何を書こうか本当に迷いました。私のラオスに来てからの感想などを書いても、何十年もラオスで経験のある方と比較すると、ほんの些細な経験であるため、巻頭言としては合いません。また、私の趣味の話などを書いても更に面白くありません。そこで、今回は日本人会の理事がどのような活動を実施しているのかについて、私の理事歴1年半の経験の中でわかる範囲で書きたいと思います。

 まず、理事会の主な仕事は毎月一回、月半ばに実施される理事会への出席です。
 4月前半に理事会の最後の仕事として総会が開かれ、その場で理事が選出されます。その後、4月の後半には第1回目の理事会は開催され、その理事会において
  1. 活動方針の確認
  2. 担当分野の決定
  3. 年間行事及び担当理事の決定
が行われます。  担当には会長および副会長の他に、会計、広報、庶務(事務局)、庶務(安全対策)、庶務 (名簿)、補習校、渉外があり、総勢11名で構成されています。

 皆様が今読まれているAJRLの編集は広報担当の仕事であり、現在は木原さんが担当しております。

 次に年間行事ですが、これが理事の最も厳しい仕事です。6月植樹祭、8月ボウリング大会、11月ハーフマラソン、12月クリスマス会、1月運動会、2月バザー、そして4月定期総会と行事が目白押しです。各行事に3~4人の理事が担当となります。行事の1ヶ月前から担当理事はほぼ毎週打合せに追われ、1週間前になると担当理事の目の色が変わるような忙しさとなります。但し、行事が終了した後の達成感は格別なものがあります。既に6月の植樹祭、8月のボウリング大会は盛況の内に成功いたしました。但し、一部の会員からは何故か日本人会の行事は出張と重なってしまうとの不満もありましたが・・・・。

 毎月1回実施される理事会は年間行事の予定と確認そして反省が主体ですが、その他に日本人会としての新しい試みやその他懸案事項などを討議しています。前回の理事会では日本人会のロゴも決定し(11ぺーじ参照)、わずかながら進歩していると実感しております。

 殆ど職種の異なる人たちがここまで協力してひとつのことに打ち込み、それを達成していく、私にとってはこの日本人会理事の仕事は私の中で特別なものになっています。理事局もない『手弁当』の理事会ですが、一度理事になって頂ければ理事会の良さが実感できると信じています。

 理事会への勧誘みたいな文章になって申し訳ありませんが、皆さんの力でラオス国日本人会を更に盛り上げていきましょう。

2007年度 ラオス国日本人会会長
徳  永