Association of Japanese Residents in Lao P.D.R.



2010年12月号目次

・在ラオス日本国大使

・気象について
・物理(ソーラーカー作り)

・「ひったくり」「空き巣」
 「忍び込み」被害に注意

・最近発行されたラオスの本

・ラオスのホテル及び観光産業
・一村一品開発
・ルアンパバン職業訓練学校にて
・シェンクワン便り

補習校だより


課外授業:「気象について」

講師:村 岡 和 満(JICA専門家)
 9月18日(土)、気象予報士の資格を持つ村岡様よりパワーポイントを使いながら、雲の種類など、わかりやすく教えてもらいました。また、ペットボトルと圧縮器が用意され、空気が圧縮されると空気は温まり、反対に膨張すると冷え、空気は白くなるなど、空気の仕組みについても教えてくださいました。雲の種類にはたった10種類しかなく、しかも雨を降らす雲は「乱層雲」と「積乱雲」の2種類しかないそうです。そして、その積乱雲に入っている水の量がドラム缶500万本から1000万本であることを知ると、生徒もびっくりした様子でした。
 最後に、授業の後、皆でグラウンドに出て、ペットボトルロケットを飛ばして、楽しみました! 空高く飛ぶ、ペットボトルを見て、皆も気象について関心を持ってくれたことと思います。
 村岡先生、楽しい授業、ありがとうございました!
ペットボトルの空気が膨張し、空気が白くなる のを見ているところ
(中央でペットボトルを持っているのが村岡先生)
光を当てて、動くか実験開始
(光を照らしているのは近藤校長先生)


課外授業:「物理(ソーラーカー作り)」

講師:近 藤 宣 昭(補習校校長;JICAシニア海外ボランティア)
   10月16日(土)、電気の仕組みをテーマに近藤校長先生の授業が行われました。近藤様は、補習校の校長先生として、毎週火曜日、授業の始めに始まりの言葉を述べるなど、日頃から生徒たちを温かく見守ってくださっています。課外授業当日は、校長先生としてだけでなく、物理の先生として、電気の仕組みを話し、その後、皆でソーラーカーを作りました。ソーラーカーを組み立てた後は、実際に電球の光を当てて、ソーラーカーが動くかどうかを試し、皆で楽しみました。このソーラーカーを通して、生徒たちも太陽電池について少しは知ることができたのではないかと思います。  なお、ソーラーカーは、近藤校長先生が自費で日本から送り、生徒皆にプレゼントしてくださいました。授業の最後には、生徒皆で校長先生に「ありがとうございました!」と大声でお礼を言いました。 近藤校長先生、これからも補習校、どうぞよろしくお願いします!
ペットボトルロケット発射!空高く、遠くまで飛びました!
できあがったソーラーカー
補習校担当 小 熊
補習校連絡先:http://hwm3.gyao.ne.jp/vjs/index.html